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鎌倉街道上総路をサイクリングしてみた|千葉でサイクリング

今回は「鎌倉街道―上総路」のサイクリング記録になります。鎌倉街道であることを示す道標などの写真をサイクリング中に撮ったのでそれを紹介してゆきます。かなりの長文記事になりますが御承知を。また、画像が多いためページの読み込みに時間がかかる可能性あり。

この前の記事でサイクリングしている最中に偶然通っていた道が鎌倉街道だということを知り、興味をひかれ行ってきた次第です。

まず鎌倉街道とは何か、という話からですが、ちょうど今回サイクリングしている最中に鎌倉街道についての説明が書かれていた案内板があったのでそちらと、あとはネットサーフィンして得た情報を参考に紹介します。

 

鎌倉街道とは

鎌倉幕府があったころに、御家人や商人が鎌倉と行き来するために整備された道路。有事の際に「いざ、鎌倉」と各地の御家人が鎌倉に向かう際に使ったとか。中世においては鎌倉街道という呼称は使われておらず、「鎌倉道」「大道」などと呼ばれていたという。一般的に鎌倉街道と呼ばれ始めたのは江戸時代かららしい。別称として鎌倉古街道という呼び名も江戸時代以降使われるようになっていることから推測するに、すでに江戸時代においては古道として認識されていたようです。また詳細な実態が明らかになっているわけでもないため、現在鎌倉街道とされているものもあくまでも推測された鎌倉街道だということです。

 

鎌倉街道―上総路とは

鎌倉街道は上述したように鎌倉時代に整備された道とのことですが、この上総路については案内板の説明によるとさらに古くから使われていたとのこと。ただし現在鎌倉街道とされている道は舗装された道で、実際存在していた鎌倉街道そのものではありません。当然ですが。鎌倉街道の途中に館山自動車道の上に架かるその名も「鎌倉街道橋」という橋がありますが、その橋の付近に山谷遺跡という遺跡があり、館山自動車道建設の際にそこの土地調査を行ったところ、中世に使われていたと思われる道の跡が発見されています。中世も終りに近づくと、鎌倉の力が衰退し、それに伴い鎌倉街道も存在意義を失い管理されなくなったようです。そのため現在鎌倉街道とされている道は推測されたものではありますが、古代・中世の道の特徴が残っているためそこに歴史を感じることができます。その特徴とは、①直線的であること②見晴らしのよさのため丘陵の尾根伝いに道が通っていること③道が広くないこと、です。鎌倉街道上総路はこれらの特徴をすべて満たしている道になります。

 

さて前置きが長くなりましたが、ここからは鎌倉街道ー上総路に残存する道標などの写真を紹介してゆきます。市原市立野から袖ヶ浦公園へ向かったのでその順番で紹介します。テキストを書くのに疲れたので基本写真を並べるだけにします。

 

まずは県道300号線の始点から少し進み地図で見ると姉ヶ崎カントリー倶楽部との接点部分に当たるところに立っている標柱と、そこで東方向を向いたときの写真です。標柱にはかすれていますが鎌倉街道と書いてあります。

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次に御所覧塚近辺、市原市深城にて撮った写真。まさに直線的かつ尾根伝いというのが伝わる写真になっていると思います。

 

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これが御所覧塚とそこにある標柱。

 

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道なりに進み次は久留里街道の上に架かる橋と東方向に振り返った写真。

 

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上泉跨道橋を越えまっすぐ進むと交差点に出ます。左折すると袖ヶ浦市のぞみ野です。ここにも標柱が。袖ヶ浦市鎌倉街道を割りと推していますね。

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ちばみちとかかれた石碑。

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深く埋もれた謎の石碑と少し進んだところにある鎌倉街道橋。下を通るのは館山自動車道。

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鎌倉街道橋を渡り斜度10%の坂を下ると標柱と案内板が。繰り返しますが市原市と比べ推し具合が違います。

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ここからまた少し進みなんとなく写真を。やはり直線的です。

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上の道を進むと根形公民館、郷土博物館、袖ヶ浦公園となり鎌倉街道は終わりとなります。ということで袖ヶ浦公園の池と鎌倉街道の端(現在の、という意味)であることを示す標柱。

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といった感じのサイクリングでした。ずっと尾根伝いということでアップダウンも少なく走りやすい道です。鎌倉街道に興味なくてもサイクリングや散歩するひとにもおすすめの道かもしれません。この前通った姉崎~袖ヶ浦の平成通りに比べると数倍走りやすいです。

 

 

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